コミュニケーション・マネジメント

今現在インターネットが世界をつなぐ時代になり、情報の交換が指数関数的に増加している状況になっていますが、実は人と人のコミュニケーションがよくなっているかというと逆にうまくいっていないことが多くなってきいます。企業の中で良好なコミュニケーションが取れていないために、セクショナリズムや無責任体質などが問題となっていて、時代はどんどん変化しているのにそれに対応して変革をしたくてもできないという話をよく耳にします。

市場環境への対応やマーケティング、そして組織マネジメントなどビジネスとは、コミュニケーションをすることであるといっても過言ではないと思っているので、コミュニケーションの重要性はここ何回か続けて記載していきたいと思います。

まず、コミュニケーションの本質は、どんなにインターネットや通信が発達しようが、リアルなコミュニケーションが基本であり、インターネットや通信がいくら発達しようがそれはリアルなコミュニケーションを補てんするものであって代りにはならないということです。

コミュニケーションの相手に伝わる好感度を何によって伝えられているかという話で有名なのが、

①言語そのもの

②声などの周辺言語(声の調子、大小、スピード、ジェスチャー)

③顔の表情

というアメリカのメラビアン博士の研究があります。

ご存じのとおり、①の言語そのものは7%、②の声などの周辺言語は38%、③顔の表情は55%で、非言語コミュニケーションで伝えられている部分が93%であるという結果です。

これは私は、人間のもつ本能からくるものであり、言語記号という脳内で判断するよりも、もっとプリミティブな部分で人間は会話しているのだということを証明するものではないかと思います。

従って、人間は本能的に安心できるコミュニケーションとしてはリアルなものが基本になると思うのです。

まずこのことを踏まえたうえで、メールやSNSなどをどう使っていくかを考えるべきだと思うのです。

今、企業内のコミュニケーションは、一方的に出し合っているという感じで、それで相手に伝えたということだけが主になってしまっています。それはコミュニケーションではなくて、いわば放送のようなものです。そこに色々な問題が出てしまっていると思います。

今日はここでまでとします。

次回は、さらにコミュニケーションについてお話ししたいと思います。