コミュニケーション・メディア

現在、顧客(市場)とコミュニケーションをとっていくメディアとしての種類として、大きく3つに分類されています。

1.ペイド・メディア

これは、従来の4大マスコミ(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)や折り込みチラシ、ダイレクトメールなど広告代理店などを通して有料で広告を打つものと、インターネットのポータルサイトなどの画面に有料で広告するもののことです。

2.オウンド・メディア

これは、自社のホームページなど、自社で持っているコミュニケーションメディアで、企業の概要、商品・サービスの詳細情報、更にはIR情報やCSRなどの内容を詳細にわたり顧客に伝える役割をもつものです。

3.アーンド・メディア(ソーシャル・メディア)

これは、Facebook,TwitterなどのSNSやYoutube、ニコニコ動画などのCGMのことです。

いま、企業はこの3つのコミュニケーション・メディアを意識し、どのメディアでどのようにコミュニケーションれば、最も好ましい状況になるかを設計する必要があります。

基本的には、ペイド・メディアで関心を引き、オウンド・メディアに来てもらい、企業やその商品およびサービスの詳細をアピールして、購買してもらい、アーンド・メディアで口コミを広げてもらうという流れが理想的なわけです。

しかし、現在の顧客は大量の情報を抱えていますし、賢く疑い深くなっていますので、そう簡単には思い通りに流れがいかない場合があります。特に3.のソーシャルメディアは、まったくコントロールできないため、いい口コミも悪い口コミも基本的には顧客まかせという特徴を持っています。また、ペイド・メディアの効果も以前ほど関心を引かなくなっており、最初のフックをかけることが厳しい状況になっています。

このような時代に企業に求められるのは、既存顧客へのより一層のコミュニケーションです。そのコミュニケーションの基本は、商品やサービスというメディアであり、その商品やサービスの満足が、顧客の口コミという最も信頼性が高く、影響力の強いメディアを通して多くの人たちに広がっていくということが、インターネットの時代に必要になるという、なにか逆説的な最も基本に戻るような話になってしまいました。

基本は、商品とサービスがコミュニケーション・メディアの核にあり、それをいかに有効に世の中に浸透させていくかという時に、ペイド、オウンド、アーンドの3つのメディアを効果的に使うという発想が必要になっていると思います。

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コメント: 1
  • #1

    (月曜日, 16 4月 2012 14:44)

    コミュニケーションの重要性がわかりました。ありがとうございます。