2012年

9月

10日

前向きな話題

最近、政治も経済もあまり明るい話題があまりありませんが、少し将来に向けていい方向に行けるのではないかという話をしたいと思います。

今、日本は中国とは尖閣列島で、韓国とは竹島で領土問題が両国間で火花を散らしている状態になっています。

ロシアとは、メドベージェフ大統領の時にやはり北方領土問題で、返還が遠のくような関係になってしまいました。

しかし、プーチンが大統領に復帰してから、日露関係がメドベージェフの時代から前進していく兆しが見えています。

プーチンは、講道館柔道の6段の資格を有しており、日本に対してはかなり友好的な意識を持った大統領です。オリンピック金メダリストの山下康弘さんなども民間大使として訪問したこともあります。野田首相もロシアでプーチン大統領とトップ会談を予定しており、メドベージェフ時代から一歩前進する可能性を感じます。

なぜここで私が前向きな話としてあげたかというと、北方領土問題の進展もそうですが、極東ロシアの開発で日露が協力することで、両社がWin-Winの関係になれると考えるからです。

日本はご存じのように、東日本大震災後原子力発電が止まったままでほとんど稼働しておらず、火力発電所をフル稼働させて、節電してなんとか夏を乗り切りました。しかし、電力会社は化石燃料を燃やし続けていることにより、そのコストは跳ね上がり赤字の状態に陥っています。このツケは必ず国民に跳ね返ってきます。また、太陽光発電の強制高額買取を決めましたので、このツケも国民に跳ね返ってきます。再生可能エネルギーは数パーセントぐらいしか今のところ期待できません。そこで、極東ロシアに豊富にある天然ガスをロシアと共同で開発できれば、ヨーロッパのようにパイプランという方法で、日本に持ってくることが可能になります。今、日本の天然ガスの輸入は、天然ガスを液化して船に乗せてまた戻すという高コストの方法を取っていますが、これがパイプラインになれば、低コストで輸入することが可能となります。更に極東ロシアの森林は、パルプ製造に適しておりこれも日本の技術をもって共同開発すれば、お互いのメリットを共有できるはずです。

世界で日本を好きな国民が3つあるといわれます。トルコ・インド・ロシアです。まだまだ開発余地のある極東ロシアを共同で開発して友好関係を確立して、北方領土問題もその中で進めていくことで必ず前向きな話ができると信じています。