金本知憲選手 かっこいいアニキです

本日、阪神タイガースの金本選手が引退を発表しました。

44歳まで22年間一軍で活躍されてきましたが、彼の言葉からすると、この3年間はとても苦しい3年間だったとのことでした。

ちなみに、私は虎キチではないのですが、金本選手は広島時代から走攻守3拍子揃った運動センス抜群の選手として注目していた選手でした。

引退発表では、彼は一番のタイトルとして、1002打席連続無併殺日本記録を最高の記録として話していました。

また、当然1,492試合(1万3,686イニング)連続フルイニング出場世界記録は、鉄人の名にふさわしい記録です。

この2つの記録が、彼がどのような野球人生を目指してきたかがわかります。

まず、彼が一番の記録としてあげた無併殺記録ですが、この記録はもう絶対に破られることはないというような圧倒的な数字です。

そして、その意味は、「アウトが2つにランナーが無くなる」と「アウトが1つでランナーが一人残る」の違いです。つまり、同じ内野ゴロでもダブルで違うのです。そのために彼は、内野ゴロを打った時に全力で一塁に向けて22年間全力で走り続けました。一塁にランナーがいるとき必ずヒットを打てる人などイチローだってできるものではありません。そこで、アウトを増やさず、ランナーを自分も含めて残せるような地道な活動を22年間ずっと続けてきたのです。

1万3,686イニング連続出場についても、体が丈夫なだけでできるものではありません。体が丈夫なだけでは、プロ野球の一軍のスタメンでしかもフルで出場できるわけがありません。当然、それなりの結果が残せると思うから監督もスタメンに起用するのです。

そして、彼は、体力の強化とともに一軍で活躍できるだけのスキルを22年間ずっと維持し続けたのです。

彼の野球人生は、チームが勝利するために何をやらなければならないかを考え、地道なところを全力でしっかりやることを積み重ねてきたものであることがわかります。

全体を考え、皆が注目するような派手な数字を求めず、本当に地道でもやるべきことを理解し、全体への貢献に向けて努力する。

これが、アニキ流野球だったのだと分析します。 

そしてこのような活動こそが、組織を動かすリーダーシップというものだと私は思います。 部下はしっかり見ているのです。

アニキ、少しだけゆっくり休んでください。

2012年9月12日(水曜日)