2012年

9月

15日

7月の百貨店売上

今年7月の百貨店売上が発表されました。

全体では、前年同月比3.3%のダウンとなりました。

主力の婦人服・用品では3.1のダウン

紳士服・用品では4.4%のダウン

サービスは4.5%のプラスでしたが、売り上げ規模が小さくあまり売り上げに貢献できていません。食品や雑貨もマイナスの状況です。

今年の7月は前半は涼しい日が続いたため夏用品が出遅れたことがありますが、今年注目されるのはアパレル業界の中で、今まで実施していた7月上旬の夏のクリアランスセールを、7月中旬から下旬に先送りすることで、バーゲン前の価格での販売を長くする方向に動いたアパレルメーカーやテナントビルが多かったことです。

その結果がこの売上となったわけですが、利益率は幾分改善されたようです。

この内容を数字だけで見て、今年のクリアランスセールの先延ばしを評価するには時期尚早ではないかと考えます。

夏物の衣料品に関しては、非常に気候との連動が強く、毎年の気温や天気の状況に影響されるからです。

従って、夏のクリアランス・セールを実施するタイミングは、本来天候とリンクして行うのが理想的です。

そこで重要になってくるのが、ビッグデータをあつかう気象に関する予想のデータです。気象データは、通常我々が販売で使っているような大きなデータより比べ物にならないくらい大きなデータを扱います。そして、まだそれは完成の域には遠い状態ですが、今後、更にITが加速度的に進化していくことを考えれば、かなり確率の高いデータになると思います。そして、すべての季節要因のある商品・サービスにとって、欠かせないデータとなっていくことは間違いないと思います。

そういう意味で、私は民間の気象を扱う会社の進化に非常に注目しています。

2012年9月15日(土曜日)