サラリーマンの失われた30年

2012年9月27日(木曜日)

半月前ほど、消費税増税の話を書かせていただいたときに、平均年収が下がっているトレンドの中で、消費税が増税された場合、そのしわ寄せは、サラリーマンのお父さんたちに集中し、そしてそれは、外食産業の低価格化に拍車をかけることになると結論を出しました。

ところが先日、新生銀行が発表した『サラリーマンのお小遣い調査30年白書』をみたら、もう消費税増税の前に厳しい状況がサラリーマンのお父さんたちに広がっていることがわかりました。

その、発表内容の主なポイントをお知らせすると、

●経済成長と平均月収の伸びとともに上昇したお小遣いはバブル絶頂期にピーク。その後はデフレが進行する中、月収の下げ幅を超えて過去最低水準まで減少。

●20代のお小遣い額が50代の年配者を逆転し、最もお小遣いが多い層に。既婚子供あり層は、身を削って家族の生活を維持。未婚層との格差は15,000円前後に

●余裕のあるランチタイムは、はるか昔。昼食代は30年前の水準に逆戻り、ランチ時間は30年間で3分の2に短縮。

●外食回数は1999年のピークから半減し、週に1回未満に、仕事後の外食を控え、「いえ飲み」が定着。

●「昔はタクシー代、今は水筒で」時代とともに変わる節約術。副収入も今や当たり前!?

という結果です。

特に、昼食代は30年前に逆戻りとは、1980年前半つまり昭和の時代です。松田聖子さんが絶頂期のころではないでしょうか。

経済全体では、失われた20年とかいわれますが、お父さんたちは、失われた30年で、経済実態よりも更に厳しい状況に置かれています。昼食時間も30年前の3分の2になったということですが、松屋やすき家や吉野家などで食べていれば、それは短時間になるのは無理もありません。

これで、消費税が導入されたらその分のパーセントが、いや、家族全体の消費税増税分のしわ寄せが、お父さんのお小遣いに来るのではないかと想像されます。

昔は、「亭主関白」ということばがあったことをお伝えして、本日のブログを閉じさせていただきます。