2012年

9月

28日

気象を使ったマーケティング

9月28日(金曜日)

今年の夏は、7月はあまり熱くなく、8月に入ってから暑さが厳しくなり、そして9月に入って暑い日がいつまでも続き、そしてここ1週間で一気に秋が来たという、ちょっと異常な季節感でした。

ここ1週間で風邪を引いたという人間が、私の周りにも結構います。

現代人は、科学の進歩からか、季節というものをあまり意識しないで過ごすようになりましたし、マーケティングの世界でも、あまりこれを前面に取り上げた理論はありません。

しかし、私は、この気象を分析したマーケティング理論を深堀していきたいと思っています。

気象は、我々日本の衣・食・住のマーケティングにとても影響しています。

日本は特に春夏秋冬がはっきりしている国であり、世界的にもかなり数少ないのではないかと思います。

衣料でいえば、春物、夏物、秋冬物と分かれており、各期ごとに最新のスタイルが発表され、店頭では季節ごとに入れ替えがあります。また、梅雨という季節も加わり雨用の商品として加わります。

食も、季節に応じでいろいろなものが「旬」ということばで市場に出回り、消費者もそれを食べて季節感を満喫するというニーズが発生します。冬は暖かい鍋、夏は冷やした麺類などバラエティーに富んでいます。

住居も、沖縄と北海道では、気象をもとにした設計や素材や工法があります。

また、医療も、季節ごとに風邪、花粉症、熱中症、高血圧などの症状があったりします。

気温だけではなく、気圧や湿度といったものも、健康に大きな影響を与えるのですが、一般的にはあまり気にされていません。

そこで、最近は民間の気象情報調査会社が生まれていることもあり、予報を基にした、マーケティングができるのではないかと思っています。

例えば、ドラッグストアでは、1月の気温の推移を見ながら花粉症の発症時期を予測して、それに合わせて予防対策のキャンペーンをタイムリーに、他に先んじて仕掛けるとか、翌日の天気と気温と湿度と風力などの予報を加味して、食のレシピ提案などをするとかいろいろなことが、意外と気象という切り口からつくりだせるとおもいます。