2012年

10月

04日

東京の位置づけ

10月4日(木曜日)

10月1日は、東京都民の日でしたが、我々にはあまり縁のないうちに過ぎ去っていしました。

上野動物公園などは入園料が無料になったりして、いろいろな施設が無料開放されたようでした。

そんな東京ですが、これから東京の役割をどのようにすべきなのかを考えるべき時がきていると思います。

今までの東京の位置づけは、日本の首都でありアジアのビジネスセンターという位置づけを確立してきました。

しかし、世界そして日本の現状を分析していくと、向かうべき方向性と、そこに到達するためのプロセスを明確にして着実に進めていかなければ、今までのような位置づけから転落し、そしてそれは日本全体にとっても悪影響をもたらすことになると思います。

これを提唱する背景はこのようなものです。

1.中央集権国家のままでは、地方は活性化されず赤字体質から

  抜け出せない→国債残高の膨張

2.グローバル時代の都市としての位置づけが、シンガポールや

  香港、上海などと比較して相対的に落ちている

日本の高い法人税や雇用の硬直性や行政の硬直的な規制などにより、グローバルを市場とする企業は、シンガポールや香港という拠点に本社を移しはじめています。また、東京は、湾岸地域のビジネスエリアとしての開発も遅れていますが、ニューヨークのようにダイナミックでグローバル・ビジネス都市として開発していけば、ニューヨークなどよりもきれいで安全なスマート都市として発展できると思います。

そして、世界から優秀な人材と企業を呼び寄せていかなければ、アジアのビジネスハブの位置は奪われると危惧します。

また、日本の首都という位置づけは、将来道州制に移っていく方向を見ていくことが必要です。

東京の現在の風景は、政治・行政・関連団体が、永田町・霞が関・虎の門という一等地トライアングルを占めており、日本の首都であるという位置づけが強く、これを世界のビジネス・センターとしての位置づけに変えるということと、道州制に向かうべきであるという地域活性化の方向を見据えたビジョンを掲げるならば、おのずと風景は変わってくると思います。

再度、東京をダイナミックな世界の都市として発展させることという方向が、日本を元気にしていくためにも必要だと思います。