ハラル食品市場

2012年10月12日(金曜日)

昨日、予定通りビッグサイトで開催されている「中小企業総合展」に行ってきました。入場受付では、午後から行ったにもかかわらず長い列に並ぶ羽目になりました。

700社に及ぶ中小企業が、自慢の製品や技術を披露して活気に満ちていました。

そんな中、あるブースのキャッチフレーズに目がとまりました。

「ハラル食品市場30兆円」動き出した巨大市場。とありました。

私も不勉強なもので、「ハラル」ということばが何を意味しているか分からず、そして後に30兆円という莫大な市場の文字があったので、説明者の方と名刺交換をしてお話を聞きました。

すでに知っている方がいらしたらご容赦ください。

そもそも「ハラル」というのは、イスラム教では豚やアルコールなど「ハラーム(不浄)」とされるものを口にすることが禁じられている、また、牛肉や鶏肉もルールに従って「と殺処理」されたものでなければならない、そのため、流通する食品には「ハラル(不浄でない)」であるという証明が必要になるということで、「不浄なものでなない」という意味のようです。

なぜ、このハラルを取り上げたかというと、現在日本の企業は、日本市場が縮小傾向にあるため、大手企業に引っ張られるように中小企業が、中国・インド・東南アジアへと進出していっていますが、続いて食品やレストランにつても日本企業が進出し始めています。

その地域での、イスラム教の人たち(ムスリム)の数は、シンガポールとマレーシアとインドネシアだけで2億6598万人いるという統計があり、特に、インドネシアでは76%の人たちがムスリムであるということです。そのほか、インド・パキスタン・バングラディシュ・タイ・ミャンマー・中国においてもムスリムの人たちは5億人ぐらい存在しているということですので、それに対応する必要性が出てきます。

そして、このような人たちの所得が増加していくにつれて、日本食のニーズも増していくというのがパターン化しています。

でも、たとえば味噌なども製造法によって製造過程でアルコールが出るものはだめとか、よくわからない、こみ入った分別がなされるようで、意外な食品が「ハラル」ではなく「ハラーム」にされたりするそうです。

今までは、ムスリムの富裕層という市場がなかったため無視しても問題がなかったようですが、これから「ムスリムの富裕層」という市場が拡大していくことは間違いないので、その対応が食品には重要課題になっているということを始めて知りました。

レストランや食品の輸出などを東南アジア進出を考える際は、これから「ハラル」を念頭に入れておく必要があるようです。