仮説立案の意味

2012年10月19日(金曜日)

先日まで、問題解決思考の基本として問題を「構造化」していくことをお話ししましたが、次に、問題を漏れなくダブりなく本質的な構成要素にしたものを基に、解決策の仮説を立ててしまします。

仮説を立てる方法は、ブレーンストミングなどの会議を利用して

皆が違和感を持たない解決策をまとめるという方法で構いません。

そして、次に行うことは、その仮説を立証または反証するために必要となる分析や調査は何かということを決めることです。

この場合、仮説に対して客観的な態度に立つことが重要です。

仮説は、まだあたりを付けた段階のものであり、正解ではないことを肝に銘じて、冷徹に論理的な態度で正解かどうか調べていきます。

では、なぜ仮説を立てて問題解決のプロセスを進めていくかというと、理由は2つあります。

1.仮説を立ててあたりをつけることで時間の節約になる

問題が発生した時に、あらゆる可能性のある分析を行っていくと膨大な時間がかかり、ゴールに着くまころには別の大きな問題が発生したりします。それをあたりをつけていくことで焦点を絞っていくことですべてを調べる時間を節約します。

2.仮説という軸があることで問題解決のための意思決定がより効

  果的なる

問題解決のプロセスでは、さまざまなトレードオフ(右か左か)が発生しますが、何もない場合より仮説という軸を持つことにより、選択肢に対する評価が素早くできます。

現代は変化が速く問題解決の意思決定を迅速に行えない場合、競争に負けてしまう時代になっています。

その意思決定の機軸として仮説立案を利用するのです。

ただし、調査・分析の結果その仮説が反証された場合は、潔く、スタートに戻り仮説を再構築することが需要です。

決して、仮説を肯定するだけの調査・分析をすることがないように気を付ける必要があります。