2012年

11月

01日

現代の組織活性化

2012年11月1日(木曜日)

会社の目的を達成するための組織をどのように活性化していくのかは、経営者にとって大変悩ましい問題であり、かつ重要な問題となっています。

安定した経済状態であれば、じっくりと腰を落ち着けてピラミッド型の形式で、新人を定期採用しじっくり組織文化になじませながら将来のキャリア形成を行うことができました。

しかし、現在は、経済状態は非常に不安定であり、かつまた、市場は成熟し変化の激しい状況になっています。

そのような外部環境に対応できる組織というものを、今までの組織形成の手法で対応しようとしても、対応できない、または、スピードに遅れてしまうという事態が発生します。

企業の目的を達成するためには、それを達成する戦略が重要となりますが、その戦略を実行する組織を作るには、自前だけで対応していては追いつかない時代が来ています。

目的を達成する戦略を実行するための組織には、どのような組織でどのような人材が必要なのかを明確にし、内部組織にその人材がいなければ、外部の人材を活用して戦略を実行するという発想がないと、変化のスピードが速い時期においては対応が不可能となります。

よく、市場環境の分析からあるべき戦略を立てたが、うちの組織では人材がそろっていないのでできない、という経営者の方もおられます。

昔の話であれば、それでは人材育成をしてからということで、よかった面もありますが、現代ではそれでは間に合わない状況が出てきています。

組織のために市場があるわけではなく、市場のために組織があるという認識を改めて考えることが重要だと思います。

そこで、外部の人材の活用という手段を組み入れながら、組織を活性化していくことを始めてみる必要性がでてきます。

日本の経営資源の考え方は、内部資源ですべて自前がいいという昔からの歴史があり、安定的な経済状況が続く場合にはそれは有効であると思いますが、変化が激しい時代には外部を積極的に利用して固定的な資源ではなく、変動的な資源という考え方が必要であると思います。