選挙のマーケティング

2012年11月26日(月曜日)

衆議院が今月解散となり、12月16日の日曜日に選挙となりました。

アメリカなどでは、選挙は完全にマーケティングの世界になっており、マーケティング戦略を駆使する専門の業者が、各党についており世論をどのように有利にひきつけていくかということと、さらに相手の候補をいかに引きずり落とすかという2つのことを、行動心理学の専門家も交えて行っています。

なぜ、マーケティング戦略の世界になってしまっているかというと、つまり、それは選挙では立候補者は「商品」と全く同じだからです。

露出を最大限にする(人が集まるところには積極的に参加する、お祭り、結婚式、葬儀、会合など。街頭演説。ポスター。新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・本・インターネットなどへの露出)

インパクトを強くする(祝辞・弔辞などの挨拶、握手攻勢、深々としたお辞儀)

そして、今ではインターネット、なかでもSNSでの活動が非常に大きな意味を持つようになり、SNSでは特に若者に受けるような内容を発信していくことに力を入れています。

何が何でも、主義主張をバカの一つ覚えのようにやるのではなく、メディアによって、その対象者にあった訴求内容を構築していく必要があります。

このように、立候補者も商品も「露出」と「インパクト」という2つの重要なマーケティング要素を基本にして「当選」または「売上」を獲得していくのです。

 

前回の都知事選では、「後出しじゃんけんの強み」というものもありました。

選挙が決まって、すぐに立候補を表明した人よりも、申込みぎりぎりになって選挙日に近くで立候補した方が、選挙民の印象に残りやすいという結果が出ています。

まるで、チキンレースのような話ですが、これは選挙だけでなく、「流行語大賞」などのコンテストでも同じような効果があり、記憶の新しいものに投票しやすいという人間の印象の残像効果というかそんなものが意外と結果を左右しています。