SNS消費

2012年12月13日(木曜日)

野村総研が、SNS消費をまとめた内容を新聞等で発表しています。

それによりますと、SNS消費の2012年の推計は1.7兆円に上るということです。

SNS消費とは、facebook、Twitterを中心とするソーシャルメディアに参加しているユーザーが、ソーシャルメディアによって誘発された消費のことです。

その消費形態は、4つの形態に分かれています。

1.玉突き消費

友人の興味に合わせた試し買いや、友人の推薦を受けて消費に至ったものです。購買するものは「デジタルコンテンツ」や「外食」などです。この消費がSNS消費の中で最も大きく5,800億円で前年同期比で5.5%上昇しています。

2.ゆる誘い消費

目的や相手を定めない緩い消費

これは、SNSの知り合い等の投稿で、おいしいレストランの食事の写真などを見て、誘引されてする消費です。購買するものは「外食」「レジャー」などです。市場規模は5,100億円で前年同期比10.9%の伸びを示しています。

3.ネタ消費

SNS上でコミュニケーションしたり自己アピールするために、ものを消費するパターンです。SNSに投稿するための写真を撮るために一眼レフカメラを買ってしまうようなことです。市場規模は、4,600億円でこの伸びが35.3%と最も高い伸びを示しています。

4.プレゼント消費

友人の誕生日などのSNSから情報を受けて、相手の好みなどをSNS上で確認してプレゼントにいたる消費です。購買するものは「ファッション」系が多いようです。市場規模は、1,600億円でこの形態は5.9%減っています。

これを見ると、SNS上での自己アピールやコミュニケーションのために物を買ったりする涙ぐましいSNSユーザーの姿が浮かび上がります。

また、同総研は「いいね!」などの使われ方も調査しています。

●本心から共感する、興味を示す「本気」は27%にとどまる

●「(投稿を)見たよ」程度が30%

●自分が「いいね!」をもらった人への「お返し」が19%

●世話になっている人への義理など「しかたなく」が10%

●理由なし14%

SNSも結局本音だけではコミュニケーションできないリアルの延長という実態が浮き彫りになっています。

facebookなどは基本的に実名で繋がっていますから、そうなることは当然といえば当然でしょう。

2チャンネルのように「名無し」でいいたい放題のメディアとは、一線を画す顔と名前を出すメディアの特徴といえます。