2012年

12月

24日

従業員意識調査

2012年12月25日(火曜日)

今年もあと一週間で終わろうとしています。

今年一緒に頑張った従業員の方々も、家族との時間を過ごし来年に向けて、より一層の活躍をしてもらいたいと思うのは、経営者の願いだと思います。

従業員が活動を活性化させるためには、従業員の精神的満足度が良好であることがとても大切です。有名な工場の生産性を上げるためのホーソン実験では、生産性は職場のハードな部分よりも、従業員の心理的態度に大きく依存することが証明されています。

その会社内の従業員の心理的満足度を調べるツールの一つとして「モラール・サーベイ」(従業員意識調査)があります。

従業員が協力して企業のビジョンを達成しようという共通意識が、どの程度あるかを定量的に定期的に調べ、適切な改善を行うことによって、安定的な職場環境を維持することが目的となります。

モラールを形成する要因は3つあります。

①人間的要因

②職務的要因

③環境的要因

これらの要因は、相互に影響し合いながら総合的にモラールに影響するので、自社で何が充足し、何が不足しているかをシステム的に分析することが必要になります。

その分析のための調査が「モラール・サーベイ」となります。

モラール・サーベイは、「方針の徹底」「組織運営・仕事の仕組み」「職場のコミュニケーション」「処遇」「個人の意欲」などの項目で各5つぐらいの詳細の質問に対して、5段階評価の点数を入れてもらいます。

そして、階層、年齢、性別、勤続年数などが分類できるようにしておきます。

そして、さまざまな分類からの集計と分析を行います。

そして、一般的なレベルまたは過去のレベルとの比較できるようにしておきます。

特に、一つの質問項目でも、経営陣の答えと従業員の答えが真逆の結果が出てきたときなどは、その点は特に重要改善項目となります。

サーベイを終えたら分析に入りますが、その際には原因の原因というように「根っこ」の部分を的確に捕えてそこに対策を施す必要があります。

そうしないと、「モグラ叩き」のような対処療法的な改善策を出してしまって、問題をより複雑化させる可能性があるからです。

そのように改善が行われていけば、モラール・サーベイに対する従業員の意識は前向きな捉え方となり、自由意見等も活発になってきます。

従業員の職場環境を従業員の立場で理解し、真摯に向き合う態度があればモラール・サーベイなどのツールも有効になってきます。

そこが感じられないで、モラール・サーベイをしても素直な回答が返ってこないこともありますので注意が必要です。

モラール・サーベイは、やってみると経営者と従業員の考えていることがかい離していることが多いので、とても有効な改善ツールとなりえます。

モラール・サーベイの設計・実施・分析というわからないことがあればご相談ください。