今年こそリーダーの強化を

2013年1月7日(月曜日)

いよいよ、新しい年も明けて、今日から、本格的にビジネスを始動される企業が多いことと思います。

昨年末に政権も新しくなり、世界で影響力を発揮できるリーダーとして、外交に経済に活躍することを期待したいところです。

ここで、グローバル経済において企業の置かれている2013年の環境を整理いたしますと、

1.国内市場は、人口の減少と少子高齢化の量と質の両方において

  経済縮小要因を抱えている

2.グローバル化が加速して、国という概念の意味がビジネスでは

  少なくなり、広いコミュニケーション能力が求められている。

3.IT化やモジュール化により製品のコモディティ化の速度が加速

4.製品開発・設計・製造・販売・サービスのバリュー・チェーン

  のフル・セット主義の企業が苦戦を強いられている

5.製品のフル・セット主義の企業も苦戦を強いられている

6.過当競争が激化している

7.円安方向に向かい始めている

8.輸入製品、特にエネルギーの値段が上がり始めている

以上のような環境の中で、どのように舵取りをするかですが、全体として私が日本の企業に必要なことと思うのは、同じようなものを同じような売り方で売っていても、これからは厳しいということであり、フル・セットのバリューチェーンとフル・セットの製品・サービスの見直しが求めらる年になると思います。

自社の強い部門を徹底的に磨き、あまり強くない部分は強い企業にアウトソーシングするということをドラスティックに実施していく必要があると思います。

そうすることで、過当競争が減少し、ライバルが提携先になったりM&Aが行われ、不毛な競争を回避できるようにすべきだと思います。

特に、日本人は、皆と同じようにしないと気が済まないという国民性?を持っていますので、基本的に過当競争になりやすい必然性を抱えています。これが、需要が供給を上回る成長であればなんの問題もありませんが、そこに、市場縮小が加われば、過当競争の激化は火を見るよりも明らかです。

そして、フル・セット主義からコア・コンピテンス(基幹能力)主義へと転化していくためには、組織全体の人材の強化が必要になってきます。

つまり、全体の底上げ的人材の強化ではなく、新しい方向性に全体を引っ張っていく力を持った「コアの人材の強化」です。

フル・セット主義で人材の底辺の高さで勝負するのではなく、

●コア・コンピタンス主義でコア・リーダーで勝負する

●他の企業とは違うブランドを作り上げる

●決してコモディティ化の波に巻き込まれない

という経営が重要になってくると思っています。

そのコア・コンピタンスとコア・リーダーを育成するための支援策を、わが社は2013年強化してまいります。

今年も、よろしくお願い申し上げます。