2012年の全国スーパー売上高

2013年1月28日(月曜日)

日本の経済成長の基盤となる2012年全国スーパー売上高は、既存店ベースで16年連続の減少となりました。

スーパーの売り上げは、必需品が多いのですが、やはり、景気の影響をかなり受けます。

それは、「一品単価」と「買い上げ点数」」に如実に現れ、客単価を決定していきます。

内訳を見ますと

食料品     77,454億円(-2.0%)

衣料品     13,469億円(ー1.7%)

住居関連品   25,954億円(-1.9%)

サービス      420億円(-1.2%)

その他      8,041億円(-0.9%)

合計      125,340億円(-1.9%)

このように、大きな分類としては軒並みマイナスとなって、全体としては2%近くの前年対比マイナスとなりました。

この原因を考えますと

1.国内市場自体の縮小

2.コンビニエンスストアのPB攻勢

3.重いものを中心とするネット販売攻勢

4.専門大型店のカテゴリーキラー攻勢

このような状況を見ますと、解決策は

1.海外進出による市場開拓戦略

2.小規模店舗開発による市場浸透戦略

3.ネットスーパーによるチャネル拡大戦略

4.PBも含めた商品開発戦略

のいずれかを実施するか、複数を実施するかという戦略的方向しかないように思えます。

消費税導入を考えますとますます将来的には、厳しい状況が待っていることは間違いありません。

このような場合、一度、市場のセグメンテーションとターゲティングを基に、自社チェーンがどのように消費者の心の中にポジショニングされるべきかを再定義し、そのポジショニング・ポリシーに合わせた店づくり・品揃え・サービスを再構築することが必要になります。すべてを獲得しようとするのではなく、消費者のライフスタイルの中でポジションを取ることが重要です。

そのうえで、どの戦略を取るのが選択していくことになります。