2013年

1月

29日

ブランド構築の重要性とポイント

2013年1月30日(水曜日)

人が、ものを購買するときにはブランドというものをかなり意識しています。

ブランドというのは、その人の心の中に「確固たるイメージでポジショニングを築くこと」だと私は思っています。

そういう意味では、なにも高額なものばかりがブランド品ではないのではないでしょうか?

低価格商品でも「確固たるイメージでポジショニングを築くこと」ができれば、それはブランドと言っていいのではないかと私は思います。

例えば、ユニクロというのは衣料品ではリーズナブルな価格ですが私の心の中に「機能性を持つ実用的な家から半径500メートル圏内の普段着」というポジショニングを持っています。

また、ダイソーは「一時しのぎの雑貨としては使える」というポジションを持っています。

セブンイレブンなどは、「近くて結構おいしいすぐ食べられる食品のお店」というポジショニングを獲得しています。

人それぞれ違うでしょうが、確固たる購入につながるイメージができていればブランド品ではないかと思います。

特に日本人は、ブランドが大好きです。しかも、ブランド選好が一部商品に集中するという傾向があります。

バブルのころは、世界でも高級なブランド品が最も売れていて、全国どこの町でも、学生でさえルイヴィトンのバッグを普通にもっているというすごい国になりました。これを見て欧米人は大変驚いたそうです。

しかし、日本人がブランドが好きな理由は、高いお金を出している割には、消極的ブランド選択だと思っています。

私は、ブランド選好には2種類の心理が存在すると思っています。

1.積極的ブランド選好

自分の思い描く自己像を明確にしており、その自己像とマッチしたブランドを選んで購入したりサービスを受ける。

2.消極的ブランド選好

皆が持っていて、私が持たないと不安になる。みんなと同じものを持つと安心する。

日本人の購買行動を見ていると、どうも2番目の消極的ブランド選好がかなりの部分を占めていると思っています。

これを、分析すると「冒険」<「安心」という心理状態が購買を決定づけている傾向があるということです。

従って、日本でのマーケティングの解は、安心感を根底においてストーリーを展開するか、そのブランドを「持ったり」「したり」しないと、皆に遅れてしまうよ、という不安感を煽るという2つのアプローチが効き目を表すということになります。

日本人は「失敗する」「皆と違う」ということに、諸外国に比べて異常なほど回避志向が強いということを、マーケティングを推進していくうえで理解しておく必要があります。