社内コミュニケション・マネジメント

2013年2月5日(火曜日)

イノベーションの推進および社内における知的資産の量と質の向上に、社内のコミュニケーションの促進は重要な意味を持っています。

社内のコミュニケーションを円滑にするということは、人間でいえば、血液が体中に健康的に巡っている状態といっていいと思います。

血液の循環がよければ、人間の体は活発に動くことができ、また、頭脳も活発に思考を進めることが出ます。

また、血液に循環がよければポジティブなこころの状態になり、ものごとへのチャレンジ精神が湧き上がってきます。

逆に、血液の循環が悪ければ、人間の体は血液が巡らなくなり、末端部分は冷え切った状態になり活性化しなくなります。頭脳も思考が鈍くなり、心の状態もネガティブで守りの体制になってしまいます。、そして、更に血液の循環の悪さは、おなかの周りに脂肪という余計なしこりのようなものを形成して動きを悪くしていきます。

 

これは、会社でも全く同じです。

情報が巡らなくなれば、部分最適に陥り、会社全体としての最適活動ができないばかりでなく、疑心暗鬼という働く人のこころの状態が悪くなり、異質な考えのぶつかり合いもなく知的化学反応がなくなり、重要な経営資産である知的資産が量・質ともに落ちてしまいます。

社内のコミュニケーション問題は3つあります。

1.縦方向のコミュニケーション

2.横方向のコミュニケーション

3.全体のコミュニケーション

 

縦方向のコミュニケーションの活性化は、

1.従業員アンケート・従業員満足度調査

 社内環境やマネジメントに対しての意見要望を募り、満足度・

 改善度を指標化して改善に取り組む

2.経営層との定期面談・ミーティング制度

 昼食会などを経営層と若手で行い、ダイレクトなコミュニケーシ

 ョンの場を設ける

3.メンター制度

 直属の上司ではなく、他部署の先輩社員や管理職または役員など

 がよき理解者および助言者となり、若手社員と師弟関係のような

 ものを設けフランクな相談ができる場面をつくる。

 

横のコミュニケーションについては

1.研修制度の活用

 現場を離れ、OFFJTの場で、普段コミュニケーションのない違う

 部署の人たちと協力して何かを作り上げるような活動を通して、

 横のコミュニケーションの活性化を図る。

2.計画的な部署間異動

 物理的に人を異動させることで、コミュニケーションを活性化

 せる

3.フリーアドレス

 決まった机や座席をなくし、毎日いろいろな人とコミュニケーシ

 ョンをとるような物理的環境をつくる。

 

全体のコミュニケーションは、ITも活用します。

1.社内SNS

 社内の人たちのプロフィールを見て、誕生日や趣味などのことか

 ら、意見や提案などを見ることによって、自分たちの会社や働い  

 ている人たちをより深く理解することにつながる

2.福利厚生とリクリエーション

 部署間をミックスした人々の交流が行われるような福利厚生と

 リクリエーションを設け、上下と横が一堂にスクランブルする

 場を設ける。

 

これら、社内コミュニケーション活性化の一例をあげましたが、社内コミュニケーションの最も基盤となるものは「色々人とフランクな交流を促す雰囲気づくり」です。これは、経営トップとその幹部社員がみずから実践することが絶対条件です。

部下は上司をよく見ています。上司が部下を見ているよりも。

そして、それが組織の重要な文化だと理解すれば、上に挙げたコミュニケーションの活性化の施策はスムーズに機能していきます。