雇用と人材の現状把握

2013年2月25日(月曜日)

グローバル化、国内人口減少化、少子高齢化、機械化、IT化という5つの大きな時代のうねりの中で、現状の雇用と労働市場の量と質にひずみが出始めています。

基本的に、国内の消費が減少しているという事実があります。

これは

1.国内の人口の減少という量的な問題

2.少子高齢化という質的な問題(高齢化は消費が減る)

3.給与所得の減少

4.商品の低価格化

という4つの問題が原因となっています。

この消費の現象は、供給が今までのままであれば、供給過多という構造的な問題となり、人材の量的な余剰を意味します。

 

また、製品・サービス供給の質の変化を見てみますと

1.グローバル化による海外生産による製造業の空洞化

2.機械化による労働集約的作業の減少

3.IT化による事務作業の減少

この3つの構造的変化も、人材の量的な余剰を意味します。

 

ただし、生産年齢人口の構造的変化をみますと、

1.高齢者雇用維持政策による生産年齢人口の高齢化

2.働き盛り世代の減少

3.若者失業率のUP

ということで、本来リタイアしていた年齢が、生産者として生き残り、働き盛りの年齢は人口減と共に減り、若者は高齢者の割を食う形で就職難となっています。

 

また、日本の場合、労働市場の流動性が低く現在の勤め先に対する粘着性が高いため、雇用のミスマッチが発生し、求人と求職がある部分では人余りが激しく、ある部分では常に人不足という現象があります。

これは、企業規模、業種、職種の3つにわたってミスマッチが顕著に見られます。

 

以上が、私が個人的に観ている日本の雇用環境と労働市場のマクロ的なアウトルックです。

このような、全体像がありますが、実は日本で最も不足している人材というのは、このような全体状況変化の中で、企業を将来の成長に導いてくれる新しいコア人材です。

冒頭でお話しした構造的変化

1.グローバル化

2.国内の人口減少化

3.少子高齢化

4.機械化

5.IT化

の5つの変化の時代に、企業を成長に導いてくれるコア人材が圧倒的に不足しているのです。

この企業を成長に導くコア人材確保をこれから進める上で重要な点は、明日お話しいたします。