店舗の魅力

2014年5月11日(日曜日)

今日は、日経MJに載っていた「ストア戦略調査・店舗施設の魅力度」という記事の内容を紹介したいと思います。

この調査は、日経リサーチが実施したもので、小売業や飲食店などの店舗・施設の魅力度を評価したものです。

消費者が評価したお店と施設の魅力度を示したものです。

その順位を見て見ますと、※( )内は前回調査順位です。

1.(1)モスバーガー

2.(2)ザ・ダイソー

3.(3)スターバックスコーヒー

3.(5)セブンイレブン

5.(4)東急ハンズ

6.(8)無印良品

7.(5)IKEA

8.(7)イオン

9.(9)GODIVA

10.(12)LOFT

11.(20)コストコ

12.(13)ローソン

13.(10)ミスタードーナッツ

14.(15)サーティワンアイスクリーム

15.(14)ユニクロ

15.(22)FrancFranc

17.(18)ファミリーマート

18.(16)TSUTAYA

18.(19)餃子の王将

20.(23)イオンモール

これがベスト20ですが、この順位で明らかに言えるのはコンビニエンスストアの大手3社すべてが順位を上げていることです。特にセブンイレブンは5位から3位という上位の中でのランクアップとなっています。これは、セブンコーヒーの爆発的ヒットとセブンプレミアムやセブンゴールドなど、常に消費者に対して新しい提案をリリースしていることが功を奏したものだと思います。また、「近くて便利」というコンセプトをオムニチャネル戦の中で徹底して訴求してきた結果だと思います。さすがです。

そして、この順位付けの中で気づいたことは、マグドナルドがトップ20に入っていないということです。このような調査では常に上位にランキングされているはずのマクドナルドですが、なんと、前回30位から45位というところまで一気に順位を下げてしまいました。

これは、マクドナルド自体の存在意義を再度見つめ直す時が来ていることを示唆しているのではないかと思われます。

マグドナルドといえば、ファストフードの最大手であり女子高生や若者の間で常に気軽に立ち寄れる場所と食事の提供という存在でした。ところが最近は女子高生や若者がマックではなく、なんと回転ずしなどにチャットの場を移し始めているという事実があります。

この前、友人と昼食をサッと済まそうということで、回転ずしに入ったのですが、確かに女子高生が4人で楽しそうに回転ずしのボックス席で会話しているのを見ました。そうえば、最近の回転ずしの特徴は、ボックス席が多い、そしてメニューがとても多いのです。寿司はもちろん、麺類、丼物、デザートなど何でも出てきます。そしてお茶とガリは無料ときていますから、長時間、友達とおしゃべりするにはもってこいです。ゆったりしたボックス席で、フリーのお茶を飲みながら小腹がすけば100円の鮨、甘いものが欲しければデザート、フライドポテトまであります。そして、それが結構いけると来ていれば、居心地は最高です。おしゃれな雰囲気はありませんが、おしゃべりするならこっちのほうがいいという判断でしょう。おそるべし女子高生という感じです。そして、マグドナルドの話に戻れば、ハンバーガーショップとしてのハンバーガー自体の競争力は今のマグドナルドにはなくなったという消費者の評価になっている可能性が高いです。おいしいハンバーガーを食べに行こうという話になったときに、マグドナルドに行こうという人がどれだけいるでしょうか?

ハンバーガーショップとしての位置付けの弱さと、時間を過ごすための場としての位置付けの弱さが今回の順位の原因と思います。

誰に、何を、どのように提供するのかをハンバーガーショップとコンビニエンスストアと他のファストフードショップの状況の中で、ポジションを明確に設定する必要があると思います。

常に、ファストフードの先端を走ってきたマグドナルドの明確で斬新なポジションニングに期待したいところです。