2014年

6月

01日

リアルとインターネット

2014年6月1日(日曜日)

昨日から真夏のような暑い日が続いています。今日は、まだ朝8時というのに30度近くまで温度が上がっていて、昼過ぎには30度を越して真夏日になりそうな勢いです。

朝、5時ごろ近くの公園に散歩に行きましたが、行く途中の道沿いの家々の庭にはアジサイの青紫の花が色づいてきて、もうすぐ梅雨の季節であることを教えてくれていました。公園についたら、ムクドリ、スズメ、鳩、ヒヨドリ、カラスなどの野鳥がそれぞれの鳴き声で一日の始まりを喜ぶように会話しています。

このような風景は、インターネットの動画サイトを見れば、バーチャルに見ることは可能でしょうが、そのや空気感や香りなどを実感できるかというと、やはりリアリティに欠けるのではないでしょうか。

そこで、インターネット至上主義のような今の時代で、もう一度リアルなモノを見なおすことが重要ではないかとふと思ったしだいです。

インターネットは、見る、聞く、考えるという点はとても便利で、世界中の情報がいながらにして頭の中に入れることができますし、リアルの活動をするための効果的・効率的な判断をするうえでもとても便利です。しかし、できないこともたくさんあることを理解し、リアルでしかできないことの重要性を再度見直す必要があると思います。

まず、インターネットでは、我々の生物という物理的な営み自体を解決することができないということです。

我々の体は、物を食べて、水を飲み、美味しいと感じて、エネルギーを補給します。そして、そのエネルギーを使い、基礎的な体中の内臓を中心とする部位を維持したうえで、骨や筋肉などの部分を使い、歩き、走り、狩猟し、生産し、または、逃げる、性交する、、出産する、排泄する、寝る、などの本能的な機能があり、それはリアル以外ではできないことばかりです。そして、そのようなリアルな行動をしないと健康を維持できないという億単位の年数を経て形作られた肉体を持っているということを考える必要があると思います。

この地球のエコシステムの中で、人間の肉体というグロテスクなまでの現実がそこにあることを忘れてはいけません。

人間は、今、そのきわめて優秀な頭脳により、インターネットを開発したり、宇宙空間まで行けるようになりました。

しかし、私が驚いたことは、その先進的な宇宙開発の進歩よりも、帰還した乗組員たちが、自力で立つこともできないほどに重力に対しての力を失ってしまっていたことでした。

地球に住んでいる私たちは、自力で立つということなど、当たり前に思っていますが、それは、地球にリアルに日々生活しているというリアルな活動の賜物であるという事実を改めて知ることができました。

インターネットの世界も、この宇宙ステーションと似た部分があるのではないでしょうか。インターネットは先進的で頭脳を刺激するものとしては革新的に便利なものであることは確かですが、それは、リアルの生活を補完するものであることを忘れてはいけないと思います。

地球の温度や湿度、重力、空気、植物、動物、虫、土壌、海、川、山、雨、雪、風などリアルな環境とリアルな肉体が存在してエコシステムの一員として地球活動に参加しているという事実を知り、インターネット時代でもリアルなものが主流であることを認識した朝でした。

でも、このブログはインターネットで配信しています。

それは、インターネットの広がりの力もあると思っているからです。