2015年

1月

11日

2014年度補正予算概算

2015年1月11日(日曜日)

1月8日付けの日刊工業新聞に、2014年度の補正予算についての記事が載っていましたので、その内容を引用させていただき、私なりの意見をお伝えしたと思います。

2015年1月8日(日刊工業新聞)

14年度補正予算、ものづくり補助金継続で1,020億円計上

政府が緊急経済対策の一環として、1月9日にも閣議決定する2014年度補正予算案に盛り込む経済産業省関連予算の詳細が分かった。

設備投資への補助を通じて中小企業の事業革新を促す「ものづくり・商業・サービス革新補助金」(ものづくり補助金)の継続で1,020億円を計上する方針。燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)など低環境負荷の次世代自動車の購入補助で100億円、FCV用の水素ステーションやEV用充電インフラ整備で400億円の経費を盛り込む方向で調整する。また、中小製造業のロボット開発にも約20億円投じる。

中小企業対策や地方活性化策ではほかに、中小の資金繰り支援などで1,380億円を計上。また「小規模事業者持続化補助金」の拡充など小規模事業者の販路開拓支援で約250億円、創業や第二創業に必要な資金補助で50億円、ベンチャー企業の研究開発に対する支援や大企業との連携促進で約30億円計上。中小製造業などの生産性向上につながるロボット展開にも約20億円投じる。

エネルギー関連では工場などを省エネ化するための設備投資を補助する「省エネ補助金」で、中小企業などの省エネ投資を緊急支援するため、約930億円を計上。家庭用燃料電池の購入など家庭の省エネ化支援で約500億円盛り込む。

さらに、「地方再生戦略交付金」50億円、「地域住民生活等緊急支援のための交付金(仮称)」4200億円、「プロフェッショナル人材事業」15億円などがある。

(抜粋、詳しくは日刊工業新聞1月8日号をご覧ください)

この内容を見ると、「ものづくり補助金」に関しては、昨年より若干少なくなっていますが、昨年並みの予算が計上されています。この補助金は、戦略的投資分野である「航空・宇宙」「環境・エネルギー」「健康・医療」については、最大1500万円、一般型でも1000万円の補助金がでますので毎年多くの応募がある補助金です。昨年からは「ものづくり技術」だけではなく、「革新的サービス」も対象になりました。

それから、自動車の燃料に関しては水素を燃料とした自動車のインフラ整備に力が入るようです。トヨタも水素自動車の普及に向け積極的なオープンイノベーションをリードしていくという姿勢を示していますので、EVよりもFCVの方向性が強くなりそうです。

最後に、省エネ関係では、事業者用で約930億円、家庭用の省エネ支援で約500億円盛り込まれています。日本は、東日本大震災依頼、原発の継続が難しい状況になっており、今のところ化石燃料で電気を賄っています。再生エネルギーも期待されていますが、電力の安定的提供のベースとなることは不可能であり、天気や時間次第で供給が大きくぶれるという問題を抱えています。それが理由で、電力会社から買い取りを拒否されて問題になっています。

今後、世界の経済がどれだけ発展しても、われわれ人間はこの地球をもう一つ作ることは不可能です。そうなれば、いろいろな資源が出てきたとしてもそれをいかに効率的に有効に使用し、地球に負荷の少ないものにしなければなりません。そういうことから、日本は省エネ先進国として、今後地球規模でリードしていくことが求められていると思います。

したがって、思い切った省エネ基準を設けそれをクリアすることを国家的目標として期限を区切り進めていく必要があると思いますし、この分野への積極的予算配分をして欲しいと思ってます。