2015年

3月

01日

北陸新幹線開業

2015年3月1日(日曜日)

今年もはや3月に突入してしまいました。

今年の3月のトピックスは、何といっても北陸新幹線の開業でしょう。

そこで、北陸新幹線の概略をお話ししたいと思います。

開業日は3月14日の土曜日です。

路線は、3月14日時点では、東京駅と金沢駅を結ぶ452Kmの新幹線ですが、長野までは長野新幹線を走ります。

長野を過ぎると、飯山→上越妙高→糸魚川→黒部宇奈月温泉→富山→新高岡→金沢となります。

東京駅と金沢駅を結ぶ新幹線は、「かがやき」と「はくたか」の2種類があり、「かがやき」は長野を過ぎると富山と金沢市しか止まりません。

走行距離は、東北新幹線と比較すると岩手県一関ぐらいの距離となります。

北陸新幹線の車両ですが、これは、イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした奥山清行氏がデザイン監修をしていて、コンセプトは、「和の伝統美と、最新技術の機能美を」ということで、内装も和の雰囲気が散りばめられているようです。

北陸新幹線の車両の特徴は何といっても、グリーン車の上のクラスの「グランクラス」という特別シートがあることでしょう。横3列の革張りシートはさまざまな機能とラグジュアリーな空間となっていて、サービスも特別のものになりそうです。

次に所要時間と料金ですが、現在の状況と比較してみましょう。

現在、東京駅から金沢に行く場合3つのルートが考えられます。

1.東京駅から羽田に行き小松空港に行きそこから金沢に行く方法

  約3時間 26,657円

2.東京駅から新潟新幹線で越後湯沢に出て在来特急で金沢に行く

  4時間11分 12,170円

3.東京から東海道新幹線で米原に出て在来特急で金沢に行く

  4時間14分 15,230円

それが、北陸新幹線で行くと、

1.「かがやき」でいった場合

   約2時間30分

   グランクラス 26,970円

   グリーン   18,750円

   普通車指定席 14,120円

2.「はくたか」でいった場合

   約3時間10分(料金は同じ)

これを見るとグランクラスの料金がエアでいった料金とほぼ同じ額で、時間は30分ほど速くなります。東京の住居によっては時間はあまり変わらない場合もあるでしょうが、乗り換えなどを考えると明らかに新幹線有利となるようで、これは、JRがエアに対抗して設定した戦略的価格であると読み取ることができます。

この開業に合わせ、石川県、富山県をはじめとして路線の駅が絡む県や市は関東圏内で大規模なプロモーションを展開してきました。

始発の乗車券も即完売のようですし今後とも盛り上がりを見せていくでしょう。

ただ、長期的に見ると、石川や富山から東京に来やすくなるということも事実で、東京への人の流れも加速していくのではないかと予測されます。

北陸地域はいままで、関西や中京地区への人の流れが活発で、就学や就職も比較的その方面に行くことが多かったのですが、北陸新幹線の開業により北陸と東京の物理的・心理的な距離が大きく縮小されることにより、ただでさえ一極集中が言われている東京地区に人が集まることが予想されます。

でも、個人的には、北陸はきれいな景色とおいしい海の幸もあり、大好きなところですので、早めに北陸新幹線で富山と金沢に行ってみたいと思っているところです。