アベノミクス 新三本の矢

2015年9月26日(土曜日)

安倍首相が無投票で自民党総裁に再選され、集団的自衛権に関する法案も国会を通解したタイミングで、アベノミクス第2ステージという発表が行われました。

その中で、アベノミクス新三本の矢という分かりやすいフレーズで目標というか希望というか3つの安倍首相が目指すものが出されました。

第一の矢

■希望を生み出す強い経済

 2014年度490兆円であった国内総生産(GDP)を600兆円にする

第二の矢

■夢を紡ぐ子育て支援

 希望出生率1.8%の実現

第三の矢

■安心につながる社会保障

 現在介護離職者10万をゼロにする

という三本の矢です。

この中で、皆さんあまり聞きなれない言葉が出てきたと思いませんでしたでしょうか。

それは、「希望出生率」という言葉です。

私も分からなかったのでネット検索してみたら、埼玉県本庄市のHPに希望出生率を説明する内容があったので引用させていただきます。

「超高齢化の状態で起きる人口減少は、消費や経済力の低下を招くだけではなく、働く世代が高齢者世代を支え切れなくなる恐れが充分あり、大きな危機感を覚えざるを得ません。こうしたことから政府は人口減少と経済の縮小の悪循環を断ち切り、将来にわたり活力ある日本社会を維持するため『まち・ひと・しごと創生法』に基づく長期ビジョンと総合戦略を昨年末に発表いたしました。

このビジョンでは、『国民希望出生率』という言葉が登場しました。全国の18歳から34歳の男女にアンケート調査を行ったところ、9割以上が結婚を望み、また2人以上の子どもを授かりたいと考えていることが分かりました。このような若年層の『希望』が実現すると出生率は1.8程度となり、その後さらに人口を維持できる2.07にまで出生率が上昇すれば2060年に1億人程度、その後9,000万人台で人口が安定するとのことです。そこで政府はこのビジョンに基づき、まず若い人たちの希望が実現できる社会を目指すために『国民希望出生率』1.8という数値を、全国的な目標として掲げました。」

以上が埼玉県本庄市が今年4月にHPに掲載した内容の一部抜粋です。

つまり、この希望出生率というのは、若年層をアンケートした時の願望が実現した場合に達成できるとした出生率であることと、昨年において既に政府が発表している内容であることが分かります。

さて、このアベノミクス第2ステージ新三本の矢ですが、具体的な内容と達成時期についての情報がないので評価はできませんが、印象的にはとても高いハードルを設定したなという印象です。

これを会社に例えて言えば、もともと多くの借り入れがあり財政状況はかなり厳しい状況の中で更に追加の借り入れを行い、バーゲンセールによりなんとか売上が維持してきましたが、最近銀行からの格付けも一段階引き下げられて、また急成長をしてきたの隣の会社からの注文が減っている状況の中で、借金はどんどん増えて少ない利益から多額の利支払いが発生している背景があります。

そんな状況の中で、社長が給料を2割から3割増加させる、福利厚生も拡充するという発表を内外に向けて行われたという印象を受けました。

これから、具体的スケジュールと具体的実行内容が発表されると思いますので、安倍首相には国民が納得できる内容を今回は提示していただきたいと思います。