冬至の季節

2015年12月20日(日曜日)

東京の街中がクリスマス一色になっていて、いろいろな場所で色鮮やかなイルミネーションが美しく輝いています。

ところで、そのクリスマスの2日前の22日は冬至になります。

冬至は、一年で一番日の短い日といわれていますが、実は、日の出が一番遅くて日の入りが一番早い日であるということではないようです。

ちなみに、東京における日の出が一番遅くなるのは12月22日ではなくて、

1月の2日から13日で時間は6時51分となっており、夜が明けるのは冬至よりも1月のほうが遅くなっています。

また、日の入りの方は、一番早く日が暮れるのは11月29日から12月13日の16時28分となっています。ということは、12月の20日今日時点では、日の入りはもうすでに遅くなっているのです。

そのような状況の中で、トータルで一番日が短い日が冬至という訳です。

この事実は意外と知られていないようです。

(国立天文台天文情報センター暦計算室のデータより)

冬至といえば、朝は小豆粥を食べ、夜は南瓜を食べ、ゆず湯につかるという伝統があります。スーパーに行くとそれらの商品が現代でもしっかり残っていることがわかります。

ゆず湯などは香りがとてもいいので心身ともに癒されるものですね。

今年もあと10日で終わりとなりますが、1年というのは、地球が24時間程度で1回自転をしながら365日程度かけて太陽の周りを1周回るという周期のことです。1年でとてつもなく長い距離を私たちは地球の上に乗りながら旅し続けているということですね。

冬至や夏至というような日の長さの長短が生まれるのは、地球が太陽に対して北極から南極にかけて貫く軸が傾いているから起きています。

その傾きによって、北半球は冬至の頃に太陽の光を浴びにくくなり、北極は「極夜」という一日中夜という日になり、南極では日が暮れない白夜が訪れるということになります。夏至のときはこれがまったく逆になります。

もし、地球が太陽に対してまったく傾いていなければ四季というものはまったく無くなるということになってしまいます。赤道上は常に太陽が真東から出て日中真上を通り日没は真西に沈むということになり、日本には夏も冬も来ないということになります。こうなっていたら、生物はどのようになっていたのでしょうね。

話しを戻すと、冬至というのは暦の中で1年を24節に分けたその最後の1節です。

ちなみに、来年の24節とその日にちを見てみましょう。

二十四節気成28年(2016)

小寒   1月6日

大寒   1月21日

立春   2月4日

雨水   2月19日

啓蟄   3月5日

春分   3月20日

清明   4月4日

穀雨   4月20日

立夏   5月5日

小満   5月20日

芒種   6月5日

夏至   6月21日

小暑   7月7日

大暑   7月22日

立秋   8月7日

処暑   8月23日

白露   9月7日

秋分   9月22日

寒露   10月8日

霜降   10月23日

立冬   11月7日

小雪   11月22日

大雪   12月7日

冬至   12月21日

以上が24節気というような季節の分け方をしています。

普通のカレンダーよりもなぜか時がゆっくり流れているような気分になります。

その他に、暦では雑節というもをおいています。

土用   1月18日

節分   2月3日

彼岸   3月17日

土用   4月16日

入梅   5月1日

半夏生  7月1日

土用   7月19日

二百十日 8月31日

彼岸   9月19日

土用   10月20日

季節感がイメージできる感じです。

来年は、このような日ごとに節を味わって過ごせればと思います。