花粉症の季節

2016年2月28日(日曜日)

昨日から気温が上がり、今日も天気が良くて絶好の行楽日和になっています。

そして、今日は東京マラソンをはじめ屋外でのイベントがたくさんあるようです。でも、私は、朝から目は痒いし、くしゃみは止まらないし、外出するのは最小限にしたい気分です。

そうです。私は、花粉症です。それも、スギ花粉症を約30年以上患っています。もともと、耳鼻咽喉系が弱く、子供のころはよく扁桃腺炎になったりしていました。

ヨーグルト、食品会社の乳酸菌の錠剤などを年を通して摂取したり、医者の薬なども試しましたが、あまり効果はありませんでした。

今、花粉症にという問題に関して、世間では、医療や薬品、食品や侵入防止対策などの対処療法の議論が活発です。

したし、私などは、そもそもの原因はスギが存在するからという面からも発想してしまいま。

そもそも、日本にとってスギは今現在存在するほど必要なのか。これを、なくせないのか?または、減らせないのか?という「そもそも論」を考えてしまうのです。

今現存するスギ林は、高度成長期に建築ブームに乗って、以前からあった広葉樹の森を伐採して、スギやヒノキをどんどん植林して日本の山々をスギの人工的にしたものです。その面積は山林の18%ほどというデータもあります。

そして、スギは金になるということで、里山や道沿いにも一般市民がスギを植えた背景もあります。そのスギはどんどん育ちましたが、外国から輸入材に押されて伐採されることもなく、現在樹齢40年から50年になって伐採される時期を迎えても、需要がないためにそのまま放置されています。

さらに、林野庁は林業を守るという大義名分のもと、いまだに杉を植林しているということです。

ここで、スギ花粉症と森の状況をざっと整理すると以下のようになります。

・日本は建築ブームに対応するために杉やヒノキをもともとあった広葉樹林

 を伐採して広大なスギやヒノキの人工林を作り出した。

・その人工林は現在成長し非常に多くの花粉を発散している。

・しかし、外材などの材木に押されて需要がなく伐採されることはなく、放

 置されている人工林が多く存在する。

・林業を守るためということでいまだにスギ類が植林されている。

・日本人の4人に1人以上が花粉症に悩まされておりどんどん増えている。

・保水力のない人工林にが多くなり、水害が発生しやすく大雨が降ると、

 スギが根こそぎ倒されてダムなどに流されると同時に、多くの土砂も流さ

 れている。そのため、河川や水質にも大きな影響を及ぼしている。

・野生動物のえさとなる木の実などが不足して、里に下りてきて農地などを

 荒らす。生態系にも大きな影響がある。

・広葉樹林のような四季を感じるような景観が損なわれている。

このような状況を見ると、日本の林業の短絡的な政策のために、スギ花粉症だけではなく、いろいろな副作用を招いており、今ではその副作用のほうが圧倒的な問題となっています。

このように考えると、解決策は、現在あるスギの人工林を必要な分を除いて伐採し、公共樹林に戻すということになります。

しかし、林業を生業として方々は、広葉樹を植樹しても商売にはならないと思います。

そこで、将来を見据えた場合、生態系の維持や水害や水質維持という観点とインバウンドの観光という観点から、各省庁が協力してプロジェクトとして

日本の森を戻すという政策により進めていってほしいと思います。

このプロジェクトにより

・生態系の維持と野生動物の農地への侵入を阻止する

・水害と水質の改善

・花粉症の軽減

・山や森を観光資源として活用する

・伐採したスギの活用

を未来の子供たちに引き継いでいく覚悟を決めて実行していくことを是非行ってもらいたいと思います。

また、スギ花粉症による経済的損失や医療費を林業の方々に回して、植林を止めてもらい、必要以外の杉の伐採し広葉樹を植林することにより生計を立てられるようにしていただくこともいいと思います。

世界に誇れる日本の美しい四季を感じられる山々を取り戻すことによって、私の、憂鬱な季節も解消されるという我田引水の提案でした。