人工知能(AI)

2017年3月20日(月曜日)

IoTの進化などで膨大なデータが蓄積される中で、それを解析して有効な解決方法を提供する技術として人工知能の開発が進んでいます。

しかし、この人工知能に対して警鐘を鳴らす専門家と楽観的な専門家に分かれているようです。

しかし、私は、どちらにしても、これは行くところまで行くのだろうと予測しています。

人工知能が、人間の知能を超えてさらに優秀な人工知能を作っていくという知能爆発(シンギュラリティ)が起こったとき、どのようなことが起きるか予測は尽きませんが、最初のうちは人間にとって非常に便利なものとして活用が進みますが、これが軍事面や犯罪に利用されると全く話は変わってきます。

そもそも、人間という生き物は、地球上で物理的に優位性がある生き物ではありません。

虎やライオンや象などの生き物に比べたら全く敵わない弱い動物です。

しかし、並外れた頭脳つまり知能によって、計画ができて道具を作ることができて、それらの生き物を確保し檻に入れて鑑賞するなどということができているわけです。

つまり、人間が地球を支配し続けてこられたのは、その頭脳つまり知能の賜物と言えるわけです。

しかし、テクノロジーの指数関数的な発展により人間を超える知能が作られようとしています。

すでに、チェスや碁の世界では、少し前まではいい勝負だったものが、今では人工知能が圧勝するようになってしまいました。

人工知能がさらに優秀な人工知能をプログラミングできるようになったら、核分裂の臨界点と同じように手が付けられなくなるということが予想されます。

核という人間の発明も、エネルギー供給に関しては非常に効率が高く、CO²の排出も出さないエネルギーですが、軍事に使用されたり事故が起こった場合甚大な被害を人間に及ぼすという二面性を持っています。

AIという知能が人間の知能を超える存在となったときに、同じようなことが起きないとは誰もいえないと思います。

さらに言えば、人工知能が臨界点を迎え知能爆発して暴走した場合、我々の知能ではまったく敵わない相手になっているという、核以上の恐さを持っていることも考えられます。

しかし、この開発はどんどん進まざるを得ないという宿命があります。

核爆弾でもわかるように、相手が先に開発するよりも、自ら先に完成させたいというのが人間の性です。

知能という武器により地球を支配してきた人間の知能が、人口の知能を創りその人口の知能が人間の知能を超えたとき、知能の優位性により君臨してきた人間の地球上の地位は脅かされることにならないのか。

最も優秀な知能が地球を制することになる。

このことについて、早めに何らかの対応をしておく必要があると思っています。