日本の人口推計

2017年4月16日(日曜日)

総務省統計局は3月21日に日本の人口推計を発表しました。

その概要を総務省統計局の人口推計から見てみたいと思います。

平成29年3月現在(概算値)

総人口:1億2676万人で、前年同月に比べ減少 ▲19万人(▲0.15%)

平成28年10月1日現在(確定値)

総人口:1億2693万3千人で、前年同月比減少 ▲16万2千人(▲0.13%)

0~14歳人口:1578万人で、前年同月比減少  ▲16万5千人(▲1.03%)

15~64歳人口:7656万2千人で、前年同月比減少 ▲72万人 (▲0.93%)

65以上人口:3459万1千人で、前年同月比増加  72万3千人(2.13%)

日本人人口:1億2502万人で、前年同月比減少 ▲29万9千人(▲0.24%)

以上が概要です。

このデータから見えることは、人口全体で減少しており、その中で日本人の人口減少はさらに進んでいて外国人人口が上昇しているため、全体の減少をいくらか補っているという状況です。

増加している外国人の年齢を見ますと、20歳から34歳の年齢層がそれぞれ20万人以上の増加となっており、日本経済の重要な稼ぎ手として人手不足を補っていると推定されます。

次に年齢別・男女別の人口の構成を見てみます(平成29年3月31日推定値)       全体    男      女

総人口           100%         48.66%         51.34%

年齢別人口構成

0~14歳   12.4%   13.0%    11.8% 

15~64歳   60.1%         62.4%          57.9%

65歳以上        27.5%        24.5%          30.3%

65歳以上のうち

75歳以上       13.6%         10.9%          16.1%

85歳以上       4.2%           2.6%            5.7%

まとめ

日本の人口は減少している

日本の人口は高齢化が加速している

日本の人口は少子化が加速している

生産年齢人口(15~64歳)は6割を切ろうしている状態ですが、生産年齢人口といっても15歳から生産に参加しているとは思えません。これを20歳から64歳を生産年齢人口として見た場合は、全人口の50%が生産に関わっていて50%が生産に関わっていないということになります。もちろん、65歳以上の人でも生産に関わっている人もたくさんいられると思いますが、大学進学率の上昇からしても60%の生産年齢人口の実態はもっと厳しい状況と言わざるを得ません。

そして、65歳以上の人口は30%に着々と近づいており、女性の比率は65歳以上が30%を突破し、年齢が高ければ高いほど女性の比率が高くなっております。

これらの年齢別構成からは、年金費用と医療費用と介護費用の3つの社会保障費の増大は止まらないということが見えてきます。現在65~69歳が最も人口が多いセグメントですが、この年齢が70歳以上に移行していくにつれて、その費用は更に増加していくと考えられます。

その費用をできるだけ抑えていくためには、IoTやAIを駆使したスマートでリモートコントロール技術を駆使した社会を形成していく必要があります。

外国人を受け入れることも重要なことですが、急速増やすことは社会的に難しい部分もありますので、この政策は徐々に拡大していきながら、技術的な進化によるイノベーションをしていく方向性で行くしかないと思っております。そして、その技術を持つ人材を育成していく必要があり、その人材育成に対して微力ながら貢献していきたいと思っております。