GINZA SIXという体験

2017年4月23日(日曜日)

昨日、銀座で学生時代からの友人との食事会があったので、ついでに20日に銀座6丁目にオープンしたGINZA SIXに寄ってみました。

オープンして初めての週末ということもあって大変な混雑で、屋上へのエレベーターは長蛇の列で、残念ながら屋上のガーデンは見ることができませんでした。

中央吹き抜けには、現代アートの巨匠の作品が飾られ、床、壁、天井なども素材にこだわったアートな空間になっています。

フロアのレイアウトもかなり贅沢に使われおり、ただ高級ブランドが並んでいるようなデパートとは違い、わざと回遊を楽しんでもらうようなショップの配置になっています。

ざっと30分ぐらいでエスカレーターを使って半分ぐらい見た感想は、これからの本当のラグジュアリーとは「アートを体験する」ことであるというメッセージが感じられました。

高度成長期までのデパートにおいては、文化的な高級な「モノ」の提供を基本としていました。私たちは子供のころからデパートで文化的な生活を送るための「モノ」にあこがれ、それを所有することに喜びを感じる時代を経験してきました。

しかし、「モノ」を所有したことで本質的な幸福感を得られたのかというと、「モノ」があふれてきている時代に入り「モノ」自体には価値はなくなり、「体験」に価値がシフトしてきている状況です。

「モノ」は買ってしまえばそれでおしまいですが、「価値ある体験」というものは何度もリピートしたくなるという点がポイントです。

そういった観点からして、GINZA SIXのコンセプトは、現代におけるラグジュアリーにマッチしたものであると思いました。

この「価値ある体験」というものを、いかに高いレベルで提供し続けられるかと、その価値を感じてもらいお金を支払ってもらえるかがこれからの課題ではないでしょうか。

これからデジタル社会がさらに進化していく中で、個人的に思っていることは、「美」というものがこの世で一番の「価値」になっていき、さらに言えば「美の体験」というものにより多くの対価が支払われていくという時代になると考えています。

GINZA SIXがそのようなプラットフォームになればいいなと思います。