お役所の仕事

2017年6月11日(日曜日)

2017年も半年を過ぎて、世の中は情報化社会が加速して、効率的にいろいろな情報やものが、自宅に居ながら入手できるようになっていますが、お役所だけはそうではないようです。

私事で恐縮ですが、5月に実家の兄弟から連絡があり、実家を弟が相続することとになったので、私の相続放棄も含めての手続きがあるので、書類を送ってほしいとの連絡がありました。相続放棄については、私はすでに了承しておりそのこと自体は別に問題ではないのです。

兄弟から依頼された書類は、戸籍抄本と本籍入りの住民票そして印鑑証明書の3つでした。

本籍入り住民票と印鑑証明書は新宿区役所の自動販売機で簡単に入手できますが、戸籍抄本は本籍地から郵送してもらわなければなりません。

私の場合、実家のある山形県ではなく、宮城県仙台市宮城野区に本籍があるために仙台市のHPから申請書をダウンロードして申請書を作成して、その中に連絡が取れる電話番号記載欄があったのでそれも記入して、82円切手を貼った返信用封筒と、定額小為替(450円)を郵便局で購入し同封して宮城野区役所に申請内容を郵送しました。

その申請書に、使用する目的の欄のチェックがあったので相続放棄なのだから「相続」という箇所にチェックを入れて出しました。

1週間ほどして、宮城野区役所から手紙が届きました。ただし、私が同封した返信用封筒ではなく、宮城野区役所の封筒だったので、「どうして、返信用封筒を使わずに宮城野区役所の封筒なのだろう?」と不思議に思って開けてみたところ、中に入っていたのは戸籍抄本ではなく、「相続の場合は、戸籍謄本を依頼される場合が多く、本当に戸籍抄本でいいのか確認したいので電話を記載の番号にしてください」という内容の文章が入っていたのです。

区役所としては、申請者が間違って依頼をしてきたかもしれないし、間違って依頼してきたのであれば二度手間になるので念のためにという暖かい親切心だったと理解はできます。

でも、申請書には申請者の連絡先を記載する箇所があって、私は自分のスマホの番号を記載しているのです。

しかたなく、翌日9時過ぎに早速、指定の電話番号と担当者に電話したところ、「今、他の電話に出ているので、こちらから電話します」という返事だったので昼近くまで待ちましたが、一向に電話がかかってきません。

そこで、こちからか電話したところ、なんと、担当者が出ました。

「電話をいただけることになっていたのですが」と確認したところ、大変明るい声で「申し訳ありません」ということだったので、それ以上は言わずに本題に入りました。担当者が言うには「相続の場合、戸籍謄本を申請される方が多いので、戸籍抄本で間違いがないかの確認をしたい」ということだったので、たぶん、いろいろな場合に精通しているのだろうと思い「実は、相続放棄をするんですが、それについて兄弟から戸籍抄本を依頼されているのですが、相続放棄の書類としては戸籍抄本でダメなのでしょうか?」と尋ねたところ「それは、分かりかねます」という回答でした。

電話担当者が、ただただ明るい女性でしたので、仕事の途中であったこともあり、とにかく、戸籍抄本を送ってほしいと依頼して電話を切りました。

申請書に電話連絡先を記載させておいて、郵送の手紙で確認の文章を送ってくる。そして、指定の電話番号と担当者に電話してくれという。そして、電話すれば、電話中なのでこちらから電話するといって電話が来ない。そこで、私が電話をすれば、担当者が出る。

結論からすると、電話で済む内容だったのです。

そして、申請書に電話番号を記載させておいて連絡できる体制にありながら、手紙という文章で確認をしてくる。よくわかりません。

そして、当の戸籍抄本は、6月11日現在、私のもとに届いておりません。

働き方改革が一番必要なところは、それを提唱しているお役所だったという笑えない話でした。